
地域に必要な「場」を
地域とともに構想し、かたちにする

Focus on
持続可能な鉄道駅のあり方
の調査・提案
人口減少に伴い増加する「無人駅」の活用について、全国の多様な事例を対象に調査・分析を行っています。駅が地域社会に果たす役割を再定義し、持続可能な運営モデルや汎用性のある活用スキームの提案を目指します。
文化的景観の
保全・活用手法の研究
人と自然が長い時間をかけて作り上げてきた「文化的景観」を対象に、その価値を再評価する研究です。町並みや集落の風景を保全しながら、観光や生活の場として未来へ継承するための計画手法を探求しています。
ニュータウンにおける
「住民自治」に関する研究
開発から半世紀を経て成熟したニュータウンを対象に、これからの住環境のあり方を研究しています。単なる住宅地としてではなく、多世代が共生できる持続可能な「居場所」が地域の中にどう形成されているかを調査し、豊かなコミュニティのあり方を考えます。
PROJECTS

PROFILE
Founder
浦井 亮太郎 / Ryotaro URAI
BIO
+東京大学先端科学技術研究センター 客員研究員
和歌山県生まれ。近畿大学建築学部建築学科企画マネジメント専攻を卒業後、九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻アーバンデザイン学コース修士課程、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士後期課程を経て現職。博士(工学)。二級建築士。

Philosophy
継ぐ、という創造
割れたり欠けたりした器を漆で繕い、金や銀で仕上げる日本の伝統技法「金継ぎ」――この修繕は、単に元に戻す行為ではありません。偶発的に生まれた傷を受け入れ、美しさとして昇華させ、壊れたものに新たな価値を与える営みです。修復の跡さえも「景色」として愛でるこの感性には、過去を否定せず、受け止め、未来へとつなぐ日本独特の美意識と倫理観が込められています。この「継ぐ」という発想は、金継ぎのような工芸にとどまらず、日本の歴史や風土に根ざしています。たとえば、弥生文化が縄文文化を一掃することなく吸収・統合されていったように、日本人は新旧の価値を対立させるのではなく、既存のものを活かしながら更新するという方法で文化を育んできました。
私の建築や都市に対する姿勢も、この「継ぐ」精神に深く根ざしています。すでにそこにあるもの――歴史、風景、素材、営み、人々の記憶――を壊すのではなく、丁寧に読み取り、編み直し、次の時代へと引き継ぐ。地域に眠る価値を掘り起こし、そこに新たな意味を与え、暮らしの風景に変化を生む。都市や建築は決してゼロからつくられるものではなく、過去との連続の中で“継がれていくもの”であると考えます。
Field
More about
QA
TAROJIRO ARCHITECTS
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